わ‐し【和詩/倭詩】
1 漢詩に対して、和歌。やまとうた。 2 日本人の作った漢詩。 3 江戸時代、漢詩の形式にならった仮名交じりの詩。各務支考(かがみしこう)の創意になるもので、俳諧的な趣をもつ。仮名詩。
わし【私/儂】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。近世では女性が親しい相手に対して用いたが、現代では男性が、同輩以下の相手に対して用いる。「—がなんとかしよう」「こな様それでも済もぞいの、—は病にな...
わ‐しゅ【和酒】
日本酒。洋酒に対していう。
わすれられる‐けんり【忘れられる権利】
インターネットに公開された自分に関する情報の削除を、サーチエンジンやSNS・BBSなどの運営者に対して要求できる権利。 [補説]2014年、欧州司法裁判所がこの権利を認める裁定を行った。
わたい【私】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。多く東京下町の女性や女児などが、親しい相手に対して用いる。あたい。「もう—の名を御存じだよ」〈逍遥・当世書生気質〉
ワトソン【John Broadus Watson】
[1878〜1958]米国の心理学者。行動主義を提唱し、従来までの内観法に対して、客観的に観察できる刺激と反応の関係を研究すべきことを主張。著「行動主義」など。
わ‐なみ【我儕/吾儕】
[代]一人称の人代名詞。対等の者に対して、自身をいう語。「—六十に及ぶけふまで」〈読・弓張月・続〉
わ‐ねこ【和猫】
日本産の家猫。洋猫に対していう。日本猫。
わ‐ほう【和方】
日本で古くから発達した医術。漢方に対していう。「—家」
わ‐ほうし【我法師/和法師】
[代]二人称の人代名詞。僧侶(そうりょ)に対して親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる語。「—ぞせんなき事するな」〈著聞集・一七〉