ねん‐ない【年内】
その年のうち。「—無休」
ねんない‐りっしゅん【年内立春】
陰暦で、新年を迎えないうちに立春になること。《季 冬》
ねん‐なし【年無し】
釣りで、年数のはっきりしないほど大物の魚。
ねん‐な・し【念無し】
[形ク] 1 無念である。残念である。「覚範一の矢を射損じて、—・く思ひなして」〈義経記・五〉 2 容易である。たやすい。「夜昼三日が間に、—・く掘り崩してけり」〈太平記・七〉 3 予想外である...
念(ねん)には念(ねん)を入(い)・れる
注意したうえにも注意する。「安全の確認には—・れる」
ねん‐にょ【年預】
「ねんよ」の連声(れんじょう)。
ねん‐にん【念人】
平安時代以降、弓場始(ゆばはじめ)・賭弓(のりゆみ)・歌合わせ・詩合わせ・小弓合わせ・闘鶏などの勝負事のさいに、応援や世話をした役。
ねん‐ね
[名](スル)《「ね(寝)る」の「ね」を重ねた「ねね」の音変化》 1 寝ること、眠ることをいう幼児語。「坊やはよい子だ—しな」 2 赤ん坊。転じて、年齢のわりに幼稚で、世間を知らないこと。また、...
ねん‐ねえ
「ねんね」の音変化。「そういつまでも—じゃ居ませんからねえ」〈藤村・老嬢〉
ねん‐ねこ
1 眠ることをいう幼児語。「—歌(=子守歌)」 2 「ねんねこ半纏(ばんてん)」の略。《季 冬》「—に埋めたる頰に櫛落つる/虚子」