ねこ‐がき【猫掻き】
1 陶磁器で、猫の爪で引っ掻(か)いたような短い櫛目(くしめ)状の刻線。中国の珠光青磁、朝鮮の金海茶碗にみられる。 2 わらで編んだむしろ。蹴鞠(けまり)などのとき、庭に敷くもの。「—を敷かれた...
ね‐こぎ【根扱ぎ】
草木を根ごと引き抜くこと。転じて、すべて取ること。根こそぎ。「古い松の木を—にする」
ねこ‐ぐさ【猫草】
1 オキナグサの別名。 2 飼い猫に食べさせるための草。市販品ではエンバクの若芽が多い。 [補説]猫は、毛づくろいの際に飲み込んだ毛やほこりが胃の中にたまると、細い葉の草を食べて胃を刺激し、毛玉...
ねこ‐ぐるま【猫車】
土砂などを運搬する一輪の手押し車。ねこ。
ねこ‐ざめ【猫鮫】
ネコザメ目ネコザメ科の海水魚。全長約1メートル。頭部が丸みを帯び、猫の顔に似る。体色は褐色で7本の暗色横帯がある。歯は前部と後部とで形態が異なり、貝類をかみ割って肉を食べる。岩礁底にすみ、卵生。...
ね‐こじ【根掘じ】
樹木などを根のついたまま掘り取ること。「見やるに、大(おほい)なる木の—にて流れくだるが」〈読・春雨・樊噲下〉
ねこ‐じた【猫舌】
《猫が熱い食べ物を嫌うところから》熱い食べ物を口にできないこと。また、その人。
ねこ‐じゃらし【猫じゃらし】
1 エノコログサの別名。《季 秋》 2 後ろで結んだ帯の両端を不均等に長く垂れ下げたもの。
ねこ‐すな【猫砂】
室内で飼っている猫の排泄物を受けるための砂。また、鉱物・木・紙などを砂状・粒状にしたもの。
ね‐こ・ず【根掘ず】
[動]《活用は四段か上二段か未詳》樹木を、根の付いたまま掘り起こして取る。「若木の梅を—・じつるかな」〈源師光集〉