も‐て【以て】
[連語]《「も(持)ちて」の音変化》 1 手段・材料を表す。…によって。…で。「我妹子(わぎもこ)が形見の衣なかりせば何物—か命継がまし」〈万・三七三三〉 2 語調を強めるのに用いる。 →もっ...
みんぞく‐だいいどう【民族大移動】
《(ドイツ)Völkerwanderung》4〜6世紀、ヨーロッパで起こったゲルマン人の大移動。4世紀末、フン族の西進が東ゲルマンの東ゴート・西ゴートを圧迫して南下させたのに始まる。東ゲルマン人...
闇夜(やみよ)の灯火(ともしび)
困り果てているときに、頼りになるものにめぐりあうこと。また、切望するものにめぐりあうこと。闇夜の提灯(ちょうちん)。
みず‐ひき【水引】
1 細いこよりにのりをひいて乾かし固めたもの。進物用の包み紙などを結ぶのに用いる。ふつう数本を合わせて、中央から色を染め分ける。吉事の場合は紅と白、金と銀、金と赤など、凶事の場合は黒と白、藍と白...
み‐やす・い【見易い】
[形][文]みやす・し[ク] 1 見るのに苦労しない。見るのにぐあいがよい。「大きくて—・い活字」「テレビの—・い場所」 2 筋道が立っていて、よく理解できる。わかりやすい。「—・い理屈」 3 ...
や‐ごろ【矢頃/矢比】
矢を射るのにちょうどよい距離。矢丈(やだけ)。また転じて、物事を行うのにちょうどよい時機。ころあい。「—をはかる」
ゆい【結い】
[名] 1 結うこと。また、結ったもの。「髪—」「山守のありける知らにその山に標(しめ)結ひ立てて—の恥しつ」〈万・四〇一〉 2 家相互間で、双務的に力を貸し合う労働慣行。また、それをする人。...
まる‐がっこ【丸括弧】
文章表記中などで用いる( )の記号。補足説明や省略可能などを表すのに用いる。パーレン。{ }を中括弧、[ ]を大括弧というのに対して、小括弧ともいう。→括弧
ろっ‐かく【鹿角】
1 鹿(しか)のつの。漢方で強壮薬に用いる。 2 昔の武具の一。鹿のつのに似た鉄製のくま手。引っかけて物を引き寄せるのに使った。
れん【連】
[名] 1 「連勝式」の略。 2 仲間。つれ。また、ひいき筋。「広場へ出して押しあはしたら、駄菓子をくれる—もできめえ」〈人・梅児誉美・後〉 3 《reamの音訳。「嗹」とも書く》用紙を数える...