のび【伸び】
1 長く伸びたり広がったりすること。また、その程度。「身長の—が早い」「絵の具の—がよい」 2 勢いや力が増すこと。また、その程度。「成績の—」「輸出の—が著しい」「—のある球を投げる」 3 退...
の‐び【野火】
1 春の初めに野原などの枯れ草を焼く火。野焼きの火。《季 春》 2 野山の不審火。また、野の火事。「—焔(ほのほ)盛りにして」〈太平記・二五〉 [補説]書名別項。→野火
のび【野火】
大岡昇平の長編小説。昭和27年(1952)刊行。太平洋戦争末期のレイテ島を舞台に、病兵として部隊を追われた主人公の、極限状態の狂気を描く。第3回読売文学賞小説賞受賞。昭和34年(1959)市川崑...
のび‐あが・る【伸(び)上(が)る】
[動ラ五(四)]つま先だちになるなどしてからだを高くする。「—・って遠くを見る」
のび‐く【伸(び)句】
連句で、曲節のない音調の伸びやかな軽い叙景の句。→逃げ句
ノビ‐サド【Novi Sad】
セルビア北部にある同国第2の都市。ボイボディナ自治州の州都。ドナウ川左岸沿いに位置する。17世紀末、オーストリア軍が対岸のペトロバラディン要塞と連携して築いた陣地に起源し、オスマン帝国からのセル...
のび‐ざかり【伸(び)盛り】
成長・進展がいちばん盛んな時期。「—の子供」「—の若手選手」
のび‐しろ【伸び代】
能力を出し切ってはいず、まだ成長する余地があること。「芸の—が大きい」 [補説]平成17年(2005)前後からスポーツ界で使われ、多方面に広がった。
のびすけ【伸び助】
鼻毛ののびた人。女にだらしなく甘い男。「さがりたる物…—が女郎を見る時のあご」〈吉原呼子鳥〉
ノビスパン
メキシコをいう江戸初期の日本での呼称。→ノバ‐イスパニア