ひっ‐ぱぎ【引っ剝ぎ】
「ひきはぎ」の音変化。「高市(たかいち)の山にて—にあひ」〈平家・一二〉
ヒッポカンプ【Hippocamp】
海王星の第14衛星。2013年に発見された。名の由来はギリシャ神話の海の怪物ヒッポカンポス。直径約34キロ。
ひ‐ねずみ【火鼠】
中国の想像上の動物。南方の火山国の火中にすむ白鼠で、その毛皮は火に焼けないといわれる。かそ。「唐土(もろこし)にある—の皮衣(かはぎぬ)を給へ」〈竹取〉
ひ‐はぎ【引剝ぎ】
「ひきはぎ」の音変化。「—は旅人を覗(うかが)うのみにて」〈鴎外訳・即興詩人〉
ひばり‐やま【雲雀山】
中将姫が捨てられ、かくまわれたという伝説の山。奈良県宇陀市にある日張山(ひばりやま)のことといわれる。
謡曲。四番目物。讒言(ざんげん)により、父の横佩(よこはぎ)右大臣豊成に殺されかけた中...
ひふく‐きん【腓腹筋】
下腿(かたい)の後ろ側にある屈筋。ふくらはぎをつくる筋肉。大腿骨に始まり、下方は平目筋(ひらめきん)と合わさってアキレス腱となる。膝(ひざ)の屈曲や爪先立ちなどの運動に関与。腓腸筋。
ヒペリオン【Hyperion】
土星の第7衛星。1848年に発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。長径が約360キロ、短径が約225キロの非球形で、自転周期も自転軸も定まらずに変化する。非球形天体としては太陽系で最大級。ヒュペリ...
ヒマリア【Himalia】
木星の第6衛星で、すべての衛星のうち11番目に木星に近い軌道を回る。1904年に発見。名の由来はギリシャ神話のニンフ。非球形で平均直径は約170キロ。
ひ‐めくり【日捲り】
毎日1枚ずつはぎとっていく暦。日めくりのこよみ。
ひめ‐はぎ【姫萩】
ヒメハギ科の多年草。山野に生え、高さ約20センチ。根際から分枝した多数の茎に卵形の葉が互生する。4〜7月、ハギに似て小さい紫色の蝶形花を開く。実は扁平で2枚の殻がある。