かい‐ぎゅう【海牛】
海牛目の哺乳類の総称。ジュゴン科1種とマナティー科3種が現存。浅海や河川にすみ、前肢はひれ状、後肢は退化して外形はクジラに似るが、分類上はゾウに近い。草食性で、特徴的な口を持ち、動作は緩慢。
がい‐はく【該博】
[名・形動]物事に広く通じていること。学識の広いこと。また、そのさま。「—な知識」 [派生]がいはくさ[名]
かい‐えき【改易】
[名](スル) 1 改めかえること。更新すること。 2 中世、罪科などによって所領・所職・役職を取り上げること。 3 江戸時代、士分以上に科した刑罰。武士の身分を剝奪(はくだつ)し、領地・家屋敷...
かえ‐ズボン【替(え)ズボン】
1 上着と対(つい)になっていないズボン。 2 上着と同じ生地・色・柄で複数作っておき、交替ではくズボン。
がいはん‐ぼし【外反拇趾】
足の親指が付け根から第2指のほうに屈曲している状態。先の細い靴やハイヒールを長期間はく女性に多い。→内反小趾
か‐かく【過客】
行き来する人。行き過ぎる人。旅人。「月日は百代(はくたい)の—にして、行きかふ年もまた旅人なり」〈奥の細道〉
科(か)に盈(み)ちて後(のち)進(すす)む
《「孟子」離婁下から。「科」はくぼんだ所の意》水が流れるとき、くぼんだ所があると、まずそこにたまってから先へ流れていく。学問も、一歩一歩順を追って進むべきことをいう。
かざみ【汗衫】
《「汗衫」の字音「かんさん」の音変化》 1 衣類に汗がにじむのを防ぐために着た単(ひとえ)の下着。あせとり。「山吹の絹の—よくさらされたる着たるが」〈宇治拾遺・一一〉 2 平安時代以降、後宮に奉...
かしわど‐つよし【柏戸剛】
[1938〜1996]力士。第47代横綱。山形県出身。本名、富樫(とがし)剛。昭和36年(1961)大鵬(たいほう)とともに横綱に昇進し「柏鵬(はくほう)時代」を築いた。優勝5回。引退後、年寄鏡...
かく【喀】
[音]カク(漢) [訓]はく 胸やのどに詰まったものを吐き出す。「喀痰(かくたん)・喀血(かっけつ)」