みつ‐すい【蜜吸】
スズメ目ミツスイ科の鳥の総称。全長10〜45センチ。色彩はさまざまであるが、派手なものが少なくない。多くはくちばしが細長く、舌はブラシ状をし、花蜜を好む。約170種がオーストラリア・ニューギニア...
み‐てぐら【幣/幣帛】
《「御手座(みてぐら)」の意という。「みてくら」とも》神に奉納する物の総称。布帛(ふはく)・紙・玉・兵器・貨幣・器物・獣類など。また、のちには御幣をもいう。幣束。幣帛(へいはく)。ぬさ。
みとく‐さん【三徳山】
鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町にある山。標高900メートル。古くから霊山として信仰され、山全体が名勝・史跡になっている。北麓には約1300年前に役(えん)の行者(ぎょうじゃ)の...
ミドル‐ネーム【middle name】
欧米での名前の呼称で、中間名をいう。Wolfgang Amadeus Mozartの場合、Wolfgangが個人名(ファーストネーム、またはクリスチャンネーム)、Amadeusが中間名(頭文字だ...
ミュール【(フランス)mule】
かかとの部分にベルトなどがついていない、つっかけて履くサンダル。ヘップサンダル。 [補説]元来は、18世紀フランスの寝室などではく布製の室内履きのこと。
ミンス‐パイ【mince pie】
ミンスミートを包んで焼いたパイ。英国ではクリスマスに食べる習慣がある。ミンチパイ。
むか‐ばき【行縢/行騰】
遠行の外出・旅行・狩猟の際に両足の覆いとした布帛(ふはく)や毛皮の類。中世の武士は騎馬遠行の際の必需品とし、シカの皮を正式として腰から足先までを覆う長いものを着用した。現在も流鏑馬(やぶさめ)の...
むくろ【躯/骸/身】
1 死体。なきがら。また、首のない胴体だけの死体。「冷たい—と化す」 2 朽ちた木の幹。 3 からだ。特に、胴体。「かしらは猿、—は狸(たぬき)、尾はくちなは」〈平家・四〉
むし‐くい【虫食い/虫喰い】
1 虫が食うこと。また、そのあと。「—の古本」「—の葉」 2 陶磁器の縁に表れた釉(うわぐすり)の小さな剝落(はくらく)のあと。虫が食ったあとに似る。釉が素地(きじ)によく付着していないとできる...
むせ‐かえ・る【噎せ返る/咽せ返る】
[動ラ五(四)] 1 ひどくむせる。「煙を吸い込んで—・る」 2 「噎(むせ)び泣く」に同じ。「私はくやし涙に—・りました」〈太宰・新釈諸国噺〉