モノローグ【monologue】
1 演劇で、登場人物が相手なしにひとりで言うせりふ。独白(どくはく)。⇔ダイアローグ。 2 一人の俳優が演じる芝居。独演劇。モノドラマ。
もみ‐がえし【紅返し】
女物の和服で、紅色の裏を表に返して縁取りしたもの。べにがえし。「—の下着に箔形(はくがた)の白小袖をかさね」〈浮・一代女・一〉
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】
シロチョウ科のチョウ。最も普通にみられるチョウで、翅(はね)の開張5、6センチ。翅は白色で、前翅の先端が黒く、前翅に二点、後ろ翅の前縁に一点の黒紋がある。幼虫は菜の青虫・菜種虫などとよばれ、キャ...
もんじゅう【文集】
「白氏文集(はくしもんじゅう)」の略。
やき‐がし【焼(き)菓子】
焼いて作った菓子。和菓子では茶通・栗饅頭(くりまんじゅう)・どら焼きなど、洋菓子ではクッキー・マドレーヌ・ケーキなど。
やせんかんわ【夜船閑話】
江戸中期の仏教書。1巻。白隠慧鶴(はくいんえかく)述。宝暦7年(1757)刊。修行中に病気にかかり、独特の内観法により治癒した体験を記したもの。
やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
や‐ほろ【矢母衣】
箙(えびら)の矢の上から、または空穂(うつぼ)の穂の上からかぶせる袋状の布帛(ふはく)。
やま‐きちょう【山黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張6センチくらい。翅は雄が黄色、雌が白。前翅の先端は鉤状にとがり、各翅中央に橙色の小紋がある。本州の中部以北の山地に分布し、幼虫はクロツバラの葉を食べる。
やま‐ならし【山鳴】
ヤナギ科の落葉高木。山地の日当たりのよい所に生える。葉は互生し、広卵形で、葉柄は長い。風にゆらいだ葉が触れ合って音をたてる。雌雄異株。春、葉より先に花をつけ、雄花穂は赤褐色、雌花穂は黄緑色で、下...