ひょう‐けい【剽軽】
[名・形動] 1 身軽ですばやいこと。また、そのさま。「男は面白い—な恰好をして」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 2 軽はずみであること。軽率。
ひょうし‐もの【拍子物】
その時のはずみで成否が決まる物事。
ふと‐して
[副]何かのはずみで。ひょっとして。「—会えるかも知れない」
ふみ‐き・る【踏(み)切る】
[動ラ五(四)] 1 強く踏んだはずみで切る。「鼻緒を—・る」 2 跳躍競技などで、地面やジャンプ台などを強く蹴った反動で飛び上がる。「タイミングよく—・る」 3 思い切って行う。ある行動を起こ...
ふわ‐と
[副] 1 軽くて柔らかいさま。また、軽く浮くさま。ふわりと。「(鳥ヲ)押さゆれば—立ち」〈浄・振袖始〉 2 身のこなしが軽いさま。ひらりと。「懸け鞍(くら)置いて—乗り」〈浄・百人上﨟〉 3 ...
ま‐びょうし【間拍子】
《「まひょうし」とも》 1 物事の行きがかり。その時のはずみ。「—の悪いときはしかたがない」 2 日本音楽で、周期的に反復される強弱の拍子。また、リズムをいう。
モメンタム【momentum】
1 勢い。はずみ。 2 惰性。惰力。 3 物理学用語で、運動量。
翻筋斗(もんどり)を打(う)・つ
とんぼ返りをする。宙返りをする。もんどりうつ。「はずみで—・ってひっくり返る」
ゆき【雪】
地歌・箏曲(そうきょく)。流石庵羽積(りゅうせきあんはずみ)作詞、峰崎勾当(みねざきこうとう)作曲。天明・寛政(1781〜1801)ごろ成立。曲中の合(あい)の手は「雪の手」とよばれ、雪を象徴...
ゆくり‐か
[形動ナリ] 1 思いがけないさま。突然であるさま。「山里の御歩(あり)きも—におぼし立つなりけり」〈源・総角〉 2 軽はずみであるさま。不用意なさま。「—にあざれたる事の」〈源・夕霧〉