どういう風(かぜ)の吹(ふ)き回(まわ)しか
普段はあまり見られない事が思いがけなく起こったさま。どうしたはずみか。「—彼が珍しく顔を見せた」
どうかした
(あとに「はずみ」「拍子」などの語を伴って用いる)ひょっとした。何かちょっとした。「—拍子に痛む」
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)] 1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を—・む」「言葉を—・みなさい」 2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を—・む」...
とび‐ろっぽう【飛(び)六方】
歌舞伎の六方の一。一足ずつにはずみをつけて飛ぶように踏む六方。走っていくようすを表すもので、「勧進帳」の弁慶などにみられる。
つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】
[形][文]つつしみぶか・し[ク]心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。「—・く振る舞う」 [派生]つつしみぶかさ[名]
とび‐こ・む【飛(び)込む】
[動マ五(四)] 1 身をおどらせて中へはいる。はずみをつけて勢いよくはいる。「プールに—・む」 2 進行してくる列車などの前に身を投げ出す。「電車に—・んで死ぬ」 3 突然はいり込む。急いでは...
と・ぶ【飛ぶ/跳ぶ】
[動バ五(四)] 1 空中を移動する。飛行する。「鳥が—・ぶ」 2 吹かれて空中に舞う。「木の葉が—・ぶ」 3 飛行機に乗って目的地へ行く。「外相がワシントンヘ—・ぶ」 4 何かをめがけて勢いよ...
はすは‐もの【蓮葉者】
浮気で軽はずみな人。「女子(をなご)のくせに—」〈伎・名歌徳〉
はす‐は【蓮葉】
[名・形動]《「はすば」とも》 1 ハスの葉。 2 女性の態度や言葉が下品で軽はずみなこと。また、そのさま。はすっぱ。「—な声をたてて笑う」 3 「蓮葉女」の略。「此家の小間使にてお種という—な...
はすは‐おんな【蓮葉女】
1 軽はずみで浮気な女性。品行のよくない女性。はすっぱ。はすは。 2 江戸時代、問屋や旅人宿に雇われて客の接待や寝所の相手をした女性。「客馳走のために—といふ者をこしらへ置きぬ」〈浮・一代女・五〉