ごう‐ぎ【豪儀/豪気/強気】
[形動][文][ナリ] 1 《「ごうき」とも》威勢のよいさま。すばらしくりっぱなさま。「遺産をすべて寄付するとは—なものだね」 2 強情なさま。頑固。「吾が性の—なるを」〈蒙求抄・一〇〉 3 程...
こ・い
[接尾]《形容詞型活用[文]こ・し(ク活)。形容詞「濃い」の接尾語化》(「っこい」の形になることも多い) 1 名詞に付いて、それが多く含まれている、それが濃いという意を表す。「油っ—・い」 2 ...
こきだ‐く
[副]程度のはなはだしいさま。ひどく。「三笠山野辺行く道は—もしげく荒れたるか久にあらなくに」〈万・二三二〉
けん‐かく【懸隔】
《古くは「けんがく」とも》 [名](スル) 二つの物事がかけ離れていること。非常に差があること。「世代間の社会意識が—している」 [副]程度のはなはだしいさま。ことのほか。「是は—心やすい」...
けん【健】
[音]ケン(漢) [訓]すこやか [学習漢字]4年 1 体が丈夫で、しっかりしている。元気がよい。「健康・健在・健勝・健全/穏健・頑健・強健・剛健・壮健・保健・勇健」 2 丈夫にする。「健胃剤」...
げん‐げん【玄玄】
[名・形動タリ]奥深いこと。はなはだ深遠なこと。また、そのさま。「妙の一字は不可得不可思儀の間に出でて、—のうちにあるなり」〈ひとりね・上〉
けんとう‐はずれ【見当外れ】
「見当違い」に同じ。「—もはなはだしい」
けんとう‐ちがい【見当違い】
[名・形動] 1 推測や判断を誤ること。また、そのさま。「—もはなはだしい」「—な(の)返事をする」 2 方向を誤ること。また、そのさま。「—な(の)方角」
こき
[接頭]《動詞「こ(扱)く」の連用形から》動詞に付いて、その動作を容赦なく行う、はなはだしく行う、などの意を添える。「—つかう」「—おろす」
こきば‐く
[副]程度のはなはだしいさま。「そきだくもおぎろなきかも—もゆたけきかも」〈万・四三六〇〉