かなめ【要】
1 ある物事の最も大切な部分。要点。「組織の—となる人」「肝心—」 2 扇の骨をとじ合わせるために、その末端に近い部分に穴をあけてはめ込む釘。蟹(かに)の目。 3 「要黐(かなめもち)」の略。
かま‐つぎ【鎌継】
一方の木材に端部の広がった突起を作り、他方の木材にはめ込む継ぎ手。土台・桁(けた)・母屋(もや)など主として引っ張りを受ける水平材に用いる。鎌。
かん‐にゅう【嵌入】
[名](スル)はめ込むこと。また、はまり込むこと。「その光景とは一見直接には関係しない純主観の一首を…—したのもある」〈寅彦・連句雑俎〉
カートリッジ【cartridge】
本体に容易に着脱できる交換用の小さな部品。 1 万年筆にはめ込むスペアインクの入った小筒。→コンバーター5 2 カメラに装塡(そうてん)するフィルムを巻いて包んだ容器。 3 レコードプレーヤーの...
きり‐かね【切(り)金/截り金】
1 仏画や仏像の装飾に使う技法。細長く切った金や銀の箔を用いて、衣などに繊細華麗な文様を描き出す。平安時代から鎌倉時代にかけて盛行した。 2 金銀の薄板を小さく切って、蒔絵(まきえ)の中にはめ込...
きり‐こ・む【切(り)込む/斬(り)込む】
[動マ五(四)] 1 刃物で深く切る。「肩先深く—・まれる」 2 刀を抜いて切って入る。踏み込んで切る。「敵陣に—・む」 3 深いところまで鋭く入り込む。「議論の核心に—・む」 4 切って中に入...
クロマ‐キー【chroma key】
映像の合成技法の一つ。色の違いを利用して抜き取りたい被写体を背景から分離し、別の画面にはめ込むこと。映画やテレビでの映像合成に用いられる。近年はコンピューター上で処理することが多い。→ブルーバッ...
さくり‐ばみ【決り食み】
木材接合の際、一方の材を削って、そこに別の材をはめ込むこと。
しとみ【蔀】
1 平安時代から住宅や社寺建築において使われた、格子を取り付けた板戸。上部に蝶番(ちょうつがい)をつけ、外または内側に水平に釣り上げて開ける。しとみど。 2 和船の舷側に立てて波しぶきや日光など...
シーリング‐ざい【シーリング材】
《「シーリング剤」とも書く》構造物の防水性や気密性を保持するために、継ぎ目や隙間に充塡(じゅうてん)する材料。コーキング材などペースト状の不定形シーリング材と、合成ゴムを成形してはめ込む定形シー...