じゅうさん‐ななつ【十三七つ】
《「お月さまいくつ、十三七つ、まだ年あ若いな」というわらべ歌から》十三夜の七つ時(4時ごろ)の、出たばかりの月のことで、まだ若いの意。
しゅう‐せん【周旋】
[名](スル) 1 売買・交渉などで、当事者間に立って世話をすること。とりもち。なかだち。斡旋(あっせん)。「下宿を—する」 2 事をとり行うために動きまわること。面倒をみること。「生肉をな、一...
じゃっ‐かん【若干】
《「干」を「一」と「十」に分解して、一の若(ごと)く十の若しの意から》はっきりしないが、それほど多くはない数量を表す。いくらか。少しばかり。多少。「—の金を借りる」「—問題がある」「—名」 →多...
しゅう‐そう【秋霜】
1 秋の霜。《季 秋》「—の降らむばかりの衾(ふすま)かな/石鼎」 2 《霜の降りたさまから》白髪(しらが)。 3 《秋の霜が草木を枯らすところから》刑罰・権威の厳しさや意志の堅さなどのたとえ。...
しゃく‐すん【尺寸】
《1尺と1寸の意から》わずかばかりのこと。せきすん。
じゅう‐ぜん【糅然】
[ト・タル][文][形動タリ]入りまじるさま。ごちゃごちゃしているさま。「粗雑な文句ばかりが—としてちらかっている」〈芥川・戯作三昧〉
しゅせん‐ど【守銭奴】
金をため込むことばかりに執心する、けちな人。 [補説]戯曲名別項。→守銭奴
しめん‐そか【四面楚歌】
《楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したという、「史記」項羽本紀の故事から》敵に囲...
しょう‐しょう【少少/小小】
[名] 1 わずかの分量・数量。「—の塩を入れる」 2 特に取り立てるほどでもない程度。「—のことは大目に見る」 [副] 1 分量・程度が少しであるさま。少しばかり。いくらか。ちょっと。「お...
しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】
シュロソウ科の常緑多年草。山地に自生。高さ約20センチ。披針(ひしん)形の葉を多数根生する。春、葉の間から花茎を出し、紅紫色の花を総状につける。《季 春》「城山は—ばかりかな/節子」