きと‐きと
[副]《「きと」を強めた語》 1 すばやく。さっさと。「右京の権太夫清長を御使にて—と召しあり」〈とはずがたり・三〉 2 きっぱりと。「—よく申したるぞ」〈宇治拾遺・三〉 3 必ず。是非とも。「...
きどう‐りょく【機動力】
1 戦略・戦術上の必要に応じ、軍隊として迅速に行動する能力。 2 状況に応じてすばやく活動できる能力。
き‐びん【機敏】
[名・形動]時に応じてすばやく判断し、行動すること。また、そのさま。「—な動き」「—な処置」 [派生]きびんさ[名]
きり‐かえし【切(り)返し】
1 切りかかってきた相手に逆に切りつけること。また、相手の攻撃にすばやく反撃すること。 2 批判に反論したり、自分に向けられた質問などにうまく答えたりすること。 3 剣道で、正面打ちと左右の横面...
きり‐かえ・す【切(り)返す】
[動サ五(四)] 1 切りかかってきた相手に逆に切りつける。「敵の刀を払ってすばやく—・す」 2 言論による批判や攻撃などにすばやく言い返す。自分に向けられた話に対し適切に応じて会話を進める。「...
機(き)を見(み)るに敏(びん)
好都合な状況や時期をすばやくつかんで的確に行動するさま。
クイック‐こうげき【クイック攻撃】
バレーボールで、低めのトスを上げ、すばやくスパイクを打ち込む攻撃法。
くうかんにんしき‐りょく【空間認識力】
三次元空間における物体の状態や関係(位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など)を、すばやく正確に把握する能力。平面図から立体的な空間を想像したり、球技で飛んでくるボールの軌道を瞬時に把握したりする...
く・る【繰る】
[動ラ五(四)] 1 細長い物を、順に引き出して物に巻きつけたり、端から順に手元に引いてまとめたりする。たぐる。「まゆから糸を—・る」「すばやく釣り糸を—・る」 2 送り動かして移動させる。「雨...
木盾(こだて)に取(と)・る
1 間に合わせの盾にする。「すばやく道ばたの築土(ついじ)のこわれを—・って」〈芥川・偸盗〉 2 自分の都合にいいように使う。口実にする。「軍部は統帥権を—・って我意を通した」