ばん‐し【万死】
1 生命の助かる見込みがないこと。また、命を投げ出すこと。「—を恐れず」 2 何度も死ぬこと。「罪、—に値する」
ばん‐し【挽詩/輓詩】
死者を悼む詩。哀悼の詩。
ばん‐し【番士】
1 番に当たった兵士。当番の兵士。 2 江戸時代、殿中の宿衛、諸所の警衛に勤番した士。
ばんし‐いっしょう【万死一生】
助かる望みのない危険な状態。また、その状態から、かろうじて助かること。「酷い熱病に罷って、—の幸を得た其とき」〈福沢・福翁自伝〉
ばん‐しき【盤渉】
日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より九律高い音で、中国の十二律の南呂(なんりょ)、洋楽のロ音にあたる。
ばんし‐き【盤子器】
⇒裸子器
ばんしき‐ちょう【盤渉調】
雅楽の六調子の一。盤渉の音を主音とする旋法。
万死(ばんし)の中(うち)に一生(いっしょう)を◦得(え)る
非常に危険な状態から、かろうじて命が助かる。万死一生。九死に一生を得る。
ばん‐しゃ【万謝】
[名](スル) 1 厚く感謝すること。「—の念」「好意—す」〈独歩・愛弟通信〉 2 深くわびること。「過失を—する」
ばん‐しゃ【挽車/輓車】
柩(ひつぎ)をのせてひく車。