ひけ‐ね【引け値】
取引所で、立会時間の最後に行われる取引で成立した値段。→大引け値段
ひけねほしょう‐とりひき【引(け)値保証取引】
株式売買の注文者と証券会社が、引値(終値)で売買することを事前に取り決めておいて、取引時間終了後に市場外で約定すること。
ひけ‐め【引け目】
[名・形動] 1 自分が他人より劣っていると感じること。劣等感。気おくれ。「—を感じる」 2 自分で意識している弱み・欠点。「こちらにも—がある」 3 目立たないように、自分の言動などをおさえる...
ひけ‐もの【引け物】
欠点があるために値引きされている品物。きずもの。「云わば魚の—のようなもので値が安い」〈福沢・福翁自伝〉
ひけ‐よつ【引け四つ】
江戸新吉原の遊里で、遊女が張り見世から引き揚げる時刻。実際には九つ(午後12時)であるが、四つ(午後10時)とみなして拍子木を四つ打った。「木の四つ」と称して、「鐘四つ」と区別した。引け。
ひけら‐か・す
[動サ五(四)]得意そうに見せる。見せびらかす。自慢する。「知識を—・す」
ひ・ける【引ける】
[動カ下一][文]ひ・く[カ下二] 1 引いた状態になる。「内角の球に腰が—・ける」 2 ㋐(「退ける」とも書く)その日の勤め・授業などが終わる。仕事などが終わってひきあげる。「会社は五時に—・...
引(ひ)けを取(と)・る
負ける。劣る。「プロと競っても—・らない」
ひ‐けん【比肩】
[名](スル)肩を並べること。同等であること。匹敵。「大国に—する経済力」
ひ‐けん【丕顕】
《「丕」は大の意》大いに明らかなこと。