ひ‐の‐たたし【日の縦】
東西。「東西を以て—とし南北を日横(ひのよこし)とす」〈成務紀〉
ひ‐の‐たて【日の経】
東。東の方向。「大和の青香具山は—の大き御門(みかど)に」〈万・五二〉
ひ‐の‐たま【火の玉】
1 球状の火のかたまり。特に、夜、墓地などで空中を飛ぶという火のかたまり。鬼火。人魂(ひとだま)。 2 激しく闘志を燃やすようすなどをたとえていう語。「—となって戦う」
ひのたま‐うちゅう【火の玉宇宙】
米国の物理学者ガモフらが提唱した、宇宙の始めの大爆発。超高温・超高密度の状態から急膨張した様子を「火の玉」に喩えたもの。のちに定常宇宙論を唱えるホイルがビッグバンと名付けた。
ひのたま‐ジャパン【火ノ玉JAPAN】
ボッチャの日本代表チームの愛称。平成28年(2016)に日本ボッチャ協会が発表した。 [補説]一球一球に魂を込める、激しく闘志を燃やし戦う、火の玉宇宙(ビッグバン)になるなどの意味が込められている。
ひ‐の‐ためし【氷の様】
元日の節会(せちえ)に、宮内省から前年の氷室(ひむろ)または氷池(ひいけ)の氷のようすを禁中に奏し、その年の豊凶を占った儀式。氷の様の奏(そう)。