ひる‐がお【昼顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。山の道端や荒れ地に生える。地下茎で増え、長い蔓で他に巻きつく。葉は長楕円形で基部が耳形にとがり、長い柄をもつ。6〜8月、淡紅色のらっぱ状の花を日中に開く。《...
ひる‐がれい【昼餉】
昼食。ひるめし。ひるげ。「—の櫃(ひつ)を荷ひ」〈浄・出世景清〉
ひる‐がんどう【昼強盗】
「ひるごうとう」に同じ。「大きい盗人めぢゃ。—」〈狂言記・長光〉
ひる‐ぎ【蛭木/漂木】
ヒルギ科の常緑樹の総称。熱帯を中心に分布し、浅い海の泥地に生え、マングローブを形成する。葉は対生し、花は両性花で、実は母樹についたまま発根する胎生果実。日本にはオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ...
ヒル‐クライム【hill climb】
自動車の登坂レース。ヨーロッパにはヒルクライムのチャンピオンシップシリーズがあり、また、アメリカでは、コロラド州のパイクスピーク山で行われるレースが有名。
ひる‐げ【昼餉/昼食】
《「ひるけ」とも。「け」は食事の意》ひるめし。ちゅうしょく。
ひるこ【蛭子/水蛭子】
日本神話で、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の間に生まれた第一の子。3歳になっても足がたたないので舟に乗せて海に流したという。中世以後、恵比寿(えびす)信仰と結びついて尊崇された。ひるのこ。
ひる‐ごうとう【昼強盗】
《「ひるごうどう」とも》昼間の強盗。ひるがんどう。「殿法印良忠が手の者ども…—を致す間」〈太平記・一二〉
ひる‐ごはん【昼御飯】
ひるめしを丁寧にいう語。
ヒルジン【hirudin】
ヒルの唾液腺(だえきせん)から分泌され、血液の凝固を阻止する働きをもつポリペプチド。