バイロファージ【virophage】
他のウイルスに感染するウイルス。宿主の自己複製機構を利用して増殖するため、宿主の増殖を阻害する。2008年に、ママウイルスという巨大なウイルスに寄生するウイルス(スプートニクバイロファージ)とし...
ひろ‐めか・す【閃かす】
[動サ四]《「びろめかす」とも》ひらひらさせる。ひらめかす。「宮の御文と捧(ささ)げて—・す」〈宇津保・蔵開中〉
ひろ‐め・く【閃く】
[動カ四]《「びろめく」とも》 1 雷光などがひらめく。「其の雷(かみ)、ひかり—・き」〈雄略紀〉 2 落ち着きなく動き回る。ふらふらする。「居(ゐ)も定まらず—・きて」〈枕・二八〉
び‐ろう【尾籠】
[名・形動]《「おこ(痴)」に当てた漢字「尾籠」を音読みしたもの》 1 不潔であること。また、そのさま。「食事中、—な話になるが」 2 わいせつであること。また、そのさま。「若い女が若い男の帯解...
び‐ろう【檳榔/蒲葵】
ヤシ科の常緑高木。九州以南の海岸に近い森林に自生。高さ3〜10メートル。幹は直立し、頂に葉が集まってつく。葉は手のひら状に深く裂けていて、垂れ下がる。雌雄異株。春、葉の付け根から枝分かれした柄を...
び‐ろう【鼻漏】
鼻汁。鼻水。「水様性—」
びろう‐げ【檳榔毛】
1 檳榔の葉を裂いて糸のようにしたもの。 2 「檳榔毛の車」の略。
びろうげ‐の‐くるま【檳榔毛の車】
牛車(ぎっしゃ)の一。白く晒(さら)した檳榔の葉を細かく裂いて車の屋形をおおったもの。上皇・親王・大臣以下、四位以上の者、女官・高僧などが乗用した。びろうぐるま。びりょうのくるま。
びろう‐ひさし【檳榔庇】
「檳榔庇の車」の略。
びろうひさし‐の‐くるま【檳榔庇の車】
檳榔毛(びろうげ)の車の一。檳榔毛の車の物見の上と車箱の前後に庇がついているもの。上皇・親王・摂政関白・大臣などが乗用した。びろうひさし。