ふさぎ‐こ・む【塞ぎ込む/鬱ぎ込む】
[動マ五(四)]元気を失ってうっとうしい気分になる。ひどく憂鬱(ゆううつ)になる。「ホームシックで—・む」「両親を亡くしすっかり—・む」
ふさぎ‐の‐むし【塞ぎの虫】
気分が晴れないのを体内にいる虫のせいにしていう語。「—にとりつかれる」
ふ‐さく【不作】
1 作物のできが悪いこと。《季 秋》⇔豊作。 2 人や作品などのできが悪いこと。「文芸作品の—の年」
ふ‐さく【斧鑿】
1 おのとのみ。また、それで細工すること。 2 詩文などに技巧を凝らすこと。「其句の巧妙にして—の痕を留めず」〈子規・俳人蕪村〉
ふ‐さくい【不作為】
法律で、あえて積極的な行為をしないこと。⇔作為。
ふさくい‐さいむ【不作為債務】
債務者の不作為、すなわち一定のことをしないことを給付の内容とする債務。競業をしない、見晴らしを妨げる建築をしないなど。→作為債務
ふさくい‐はん【不作為犯】
不作為によって構成される犯罪。多衆不解散罪・不退去罪や母親が乳児に授乳しないで餓死させる行為など。→作為犯
ふさ・ぐ【塞ぐ】
[動ガ五(四)] 1 あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりする。すき間や穴をなくする。「ふすまの破れ目を—・ぐ」「決壊部分を—・ぐ」 2 耳・目・口などを手で押さえて覆う。また、目・口を閉じ...
ふさ・げる【塞げる】
[動ガ下一][文]ふさ・ぐ[ガ下二]ふさぐようにする。「穴を—・げる」「通りを—・げる」
ふさ‐ざくら【総桜】
フサザクラ科の落葉高木。山中に自生し、葉は広卵形で先が尾状にとがり、枝の先のほうにつく。3月ごろ、葉より先に花をつける。花びら・萼(がく)をもたず、多数の雄しべが房状に垂れ、葯(やく)は暗紅色。...