ふ‐ざ【趺坐】
[名](スル)足を組み合わせて座ること。「結跏(けっか)—」「昔ながらの石仏のように寂然と—している」〈中勘助・銀の匙〉
ふ‐ざい【不在】
本来いるべき場所にいないこと。「ただ今母は—です」「国民—の政治」
ふざいしゃざいさん‐かんりにん【不在者財産管理人】
家庭裁判所の選任を受けて、行方不明になった人の財産を管理・保存する人。家庭裁判所の許可を得たうえで、遺産の分割や売却を行うこともできる。→相続財産管理人
ふざいしゃ‐とうひょう【不在者投票】
不在・病気など、公職選挙法の定める正当な理由により、選挙の当日所定の投票所に行って投票できない選挙人のための投票。郵便による投票、選挙人名簿登録地以外の選挙管理委員会など所定の投票所以外の場所で...
ふざい‐しょうめい【不在証明】
《「現場不在証明」の略》アリバイのこと。
ふざい‐じぬし【不在地主】
所有農地のある所在地に居住していない地主。→農地改革 [補説]書名別項。→不在地主
ふざいじぬし【不在地主】
小林多喜二の小説。昭和4年(1929)刊行。
ふざい‐ちゃくしん【不在着信】
携帯電話などで、応答できなかった着信。ふつう、相手の電話番号は着信履歴に残る。また多くの機種で、伝言メモや留守番電話サービスに切り替える機能をもつ。
ふざい‐とうひょう【不在投票】
⇒不在者投票
ふざいのこうぞう【不在の構造】
《原題、(イタリア)La struttura assente》イタリアの記号論学者・小説家、エーコによる評論。1968年刊行。