ふじわら‐きょう【藤原京】
持統天皇8年(694)から元明天皇の和銅3年(710)の平城遷都までの3代16年間の都。大和三山に囲まれた、現在の橿原(かしはら)市にあった。唐の都を模倣した最初のもの。
ふじわら‐の‐こうか【藤原の効果】
1000キロメートル内に二つ以上の台風または熱帯低気圧が存在するとき、相互に干渉して複雑な動きを示す現象。一方が他方に取り込まれる、回転する、追いかける、並行移動するなどの六つの振る舞いに分類さ...
ふじわら‐じだい【藤原時代】
日本の文化史、特に美術史上の時代区分の一。弘仁貞観時代に次ぎ、遣唐使廃止以後、藤原氏が摂関政治を行った平安時代中期・後期をさす。女流文学・大和絵・和様書道・寝殿造りなど国風の優美な文化をつくり出した。
ふ‐じん【不仁】
仁の道に背くこと。慈愛の心のないこと。また、その人。「惨酷—の極と云うも過言に非ざる可し」〈福沢・福翁百話〉
ふ‐じん【不尽】
1 つきないこと。絶えることがないこと。「万古—の宗教思想が」〈蘆花・思出の記〉 2 十分に思いを述べつくさない意で、手紙の終わりに添える語。不悉(ふしつ)。不備。
ふ‐じん【夫人】
1 貴人の妻。また、他人の妻を敬っていう語。「—同伴」「令—」「社長—」 2 律令制で、皇后・妃の次に位する後宮(こうきゅう)の女性。三位以上の女性から選んだ。ぶにん。 3 昔、中国で、天子の后...
ふ‐じん【布陣】
[名](スル) 1 戦いの陣をしくこと。また、その陣。「谷を挟んで—する」 2 団体競技や論争での、人員配置などの構え。「若手中心の—」
ふ‐じん【婦人】
成人した女性。相応の年齢に達している一人前の女性。「—服」「職業—」 →女性[用法]
ふじん‐うんどう【婦人運動】
婦人に対する差別を撤廃し、社会的地位・権利の向上を目的とする女性による自覚的な社会運動。近代以降、女性の参政権獲得運動を中心に、男女平等の実現を求めて展開されてきた。女性を主体とする平和運動・消...
ふじん‐か【婦人科】
主として女性生殖器に関する病気を対象とする医療の一分野。