ふたば‐だんそう【双葉断層】
東北地方の阿武隈(あぶくま)高地の東側で、南北方向に全長約40キロメートルにわたって走る活断層。主に左横ずれを生じる。平均活動間隔は約8000年から1万2000年。全体が活動した場合、マグニチュ...
ふたばていろん【二葉亭論】
中村光夫による文学評論。昭和11年(1936)発表。第1回池谷信三郎賞受賞。
ふたばやま‐さだじ【双葉山定次】
[1912〜1968]力士。第35代横綱。大分県出身。本名、龝吉(あきよし)定次。優勝12回、69連勝を達成。引退後、年寄時津風となり、日本相撲協会理事長も務めた。→第34代横綱男女ノ川(みなの...
ふたば‐らん【二葉蘭】
ラン科の多年草。高山の針葉樹林下に生え、高さ約10センチの茎の中ほどに、柄のない広卵形の葉が2枚対生する。夏、茎の先に褐緑色の花を穂状につける。
ふた‐ふた
[副] 1 扇を動かしたり鳥が羽ばたいたりしたときに立てる音や、そのさまを表す語。ばたばた。「扇—とつかひ」〈枕・六三〉 2 血などが続けてしたたり落ちるさま。ぼたぼた。「よりましが懐より黒血を...
ふた‐ほがみ
語義未詳。布多(栃木県の地名。国府所在地)にいた国守のことか。一説に、腹黒い人とも、神の名ともいう。「—悪しけ人なりあたゆまひ(=急病)我がする時に防人(さきもり)に差す」〈万・四三八二〉
ふた‐ま【二間】
1 二つの部屋。ふたへや。「—しかないアパート」 2 《南北の柱間が二間であるところから》清涼殿の夜の御殿(おとど)の東隣りにある部屋の名。天皇守護の祈祷(きとう)をする僧が伺候して修法などが行...
ふた‐また【二股/二俣/二叉】
1 もとが一つで先が二つに分かれていること。また、そのもの。「道が—に分かれる」 2 同時に二つの目的を遂げようとすること。また、同時に二つのものに働きかけること。「—をかける」
ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】
内股(うちまた)にはった膏薬のように、どちら側にもつくこと。定見・節操のないこと。また、その人。内股膏薬。
ふたまた‐だいこん【二股大根】
1 根の途中から二つに分かれている大根。大黒天に供える。 2 紋所の名。1を図案化したもの。