ふへんだとう‐せい【普遍妥当性】
《(ドイツ)Allgemeingültigkeit》哲学で、真理や倫理的・美的価値などに備わっている、いつどこででも承認されるべき性質。
ふへん‐ていすう【普遍定数】
物理学の基本法則を表す式の中で、変数の値に関係なく常に一定の値をもつ定数。光速度・電気素量・プランク定数・万有引力定数など。基礎定数。基礎物理定数。
ふへん‐てき【普遍的】
[形動]広く行き渡るさま。極めて多くの物事にあてはまるさま。「生物に共通の—な性質」
ふへんてき‐むいしき【普遍的無意識】
⇒集合的無意識
ふへん‐ふとう【不偏不党】
いずれの党派・主義にもかたよらず、公平・中立の立場をとること。
ふへんりつ【不変律】
塚本邦雄の歌集。昭和63年(1988)刊。翌年、第23回迢空(ちょうくう)賞受賞。
ふへん‐ろんそう【普遍論争】
普遍は、個物に先立って実在する(実念論)のか、あるいは個物のあとに人間がつくった名辞(唯名論)にすぎないのかという中世スコラ学の論争。→実念論 →唯名論