ふるい【震い】
1 恐怖や寒さなどで、からだがふるえること。ふるえ。「—を帯びて怖々した声で」〈啄木・病院の窓〉 2 瘧(おこり)などによる発作的な痙攣(けいれん)。
ふるい【篩】
円形・方形の枠の下に、網を張った道具。粒状のものを入れて振って、網目を通る細かいものをより分ける。
ふる‐い【古井】
古く荒れ果てた井戸。古井戸。「城あとや—の清水先(まづ)問はん」〈笈日記〉
ふる・い【古い/故い/旧い】
[形][文]ふる・し[ク] 1 その状態になってから長い年月が経過している。 ㋐そうなってから久しい。ずっと以前から現在にまで続いている。「—・い制度」「—・いレコード」「—・くからの顔ぶれ」⇔...
ふる‐いえ【古家】
古くなった家。ふるや。
ふるい‐おこ・す【奮い起(こ)す/振るい起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 (奮い起こす)はげまして気力を盛んにする。「勇気を—・す」 2 (振るい起こす)手段・方法などを尽くして、学術・産業などの勢いを盛んにする。「工業を—・す」
ふるい‐おと・す【振るい落(と)す/篩い落(と)す】
[動サ五(四)] 1 (振るい落とす)細かく揺すって、そこについているものを下に落とす。「梅の実を—・す」「傘のしずくを—・す」 2 (篩い落とす)篩(ふるい)にかけて落とす。転じて、多くの中か...
ふるい‐かん【篩管】
⇒しかん(篩管)
ふるいきおくのいど【古い記憶の井戸】
本多秋五の随筆集。昭和57年(1982)刊行。第34回読売文学賞受賞。
ふるいきんかとふるいよろい【古い金貨と古い鎧】
《原題、(フランス)Vieux sequins et vieilles cuirasses》サティのピアノ曲。全3曲。1913年作曲。第3曲の最後にあるモチーフを267回繰り返すという、「ヴェク...