ぶ‐こつ【無骨／武骨】

の解説

［名・形動］《「骨 (こち) 無し」を音読みにした語》

1. １ 骨ばってごつごつしていること。また、そのさま。「節くれだった—な手」

1. ２ 洗練されていないこと。無作法なこと。また、そのさま。「—な振る舞い」

1. ３ 役に立たないこと。才のないこと。また、そのさま。

   1. 「我—なりといへども…君王の死を救ひ」〈曽我・五〉

1. ４ 都合の悪いこと。また、そのさま。

   1. 「（御遊 (ぎょゆう) ノ興ヲ）さましまゐらせんも—なるべしとて」〈平治・上〉

[派生]ぶこつさ［名］

類語

• 野暮(やぼ)
• 野暮ったい(やぼったい)
• 無粋(ぶすい)
• 無風流(ぶふうりゅう)
• むくつけき(むくつけき)

関連語

• プリミティブ

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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