ぶん‐みゃく【文脈】
1 文章の流れの中にある意味内容のつながりぐあい。多くは、文と文の論理的関係、語と語の意味的関連の中にある。文章の筋道。文の脈絡。コンテクスト。「—で語の意味も変わる」「—をたどる」 2 一般に...
ぶん‐みょう【分明】
[名・形動]《「ふんみょう」とも》「ぶんめい(分明)1」に同じ。「三千代の過去を—に認めた」〈漱石・それから〉
ぶん‐みん【文民】
《civilian》軍人でない者。職業軍人の経歴をもたない者。「内閣総理大臣その他の国務大臣は、—でなければならない」〈日本国憲法第六六条・二〉
ぶんみん‐とうせい【文民統制】
職業軍人でない文民が、軍隊に対して最高の指揮権を持つこと。軍部の政治への介入を抑制し、民主政治を守るための原則。シビリアンコントロール。 [補説]日本では、常勤の自衛官が在職のまま国会議員選挙に...
ぶん‐めい【分明】
[名・形動](スル)《古くは「ふんめい」とも》 1 他との区別がはっきりしていること。あきらかなこと。また、そのさま。ぶんみょう。「—な事実」 2 明らかになること。「事実はすぐに—した」
ぶん‐めい【文名】
作家としての名声。詩文にすぐれているという評判。「—を馳(は)せる」
ぶん‐めい【文明】
人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。 →...
ぶんめい【文明】
室町中期、後土御門(ごつちみかど)天皇の時の年号。1469年4月28日〜1487年7月20日。
ぶんめい【文明】
《原題、(フランス)Civilisation》デュアメルの小説。1918年刊。同年、ゴンクール賞受賞。第一次大戦に外科医として従軍した経験をもとに、戦争の悲惨さを訴える。
ぶんめいいっとうき【文明一統記】
室町中期の政論書。1巻。一条兼良著。成立年未詳。将軍足利義尚(あしかがよしひさ)の求めに応じて政道を論じたもの。