とり‐たが・う【取り違ふ】
[動ハ下二]間違えて取る。とりちがえる。「人のもとにさるもの包みて送るやうやはある。—・へたるか」〈枕・八四〉
とり‐の‐あと【鳥の跡】
1 《中国上古、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を作ったという故事から》文字。筆跡。また、手紙。「—ひさしくとどまれらば」〈古今・仮名序〉 2 へたな文字や筆跡。「陸奥国紙(みちの...
とんでろじいちゃん
山中恒の児童文学作品。少年が祖父と共に祖父の子ども時代へタイムスリップするファンタジー。平成5年(1993)刊行。第31回野間児童文芸賞受賞。平成11年(1999)、大林宣彦監督により「あの、夏...
なま‐うた【生歌】
1 未熟な歌。へたな歌。 2 録音された音声ではなく、その場で実際に歌うこと。
なり‐くち【生り口】
果実のへたの部分。果実が枝についている部分。
に◦たり
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の連用形+完了の助動詞「たり」》…てしまっている。…てしまった。「そこらの年頃、そこらの金(こがね)給ひて、身をかへたるがごとなり—◦たり」〈竹取〉
ノック‐オン【knock on】
1 ラグビーで、手や腕などの上半身(首から上を除く)にボールが当たってから前方へ落とすこと。反則とされ、相手ボールのスクラムになる。 2 原子核に高エネルギーの核子が衝突したとき、核内の核子の一...
はしり【走り】
1 走ること。また、走り方。「安定した—のランナー」「球の—がよい」 2 滑らかに動くこと。また、そのぐあい。「戸の—をよくする」「筆の—がよい」 3 野菜・果物・魚などの、出回り期の最初に出る...
はせ‐つ・く【馳せ着く】
[動カ四]走って着く。馬を走らせて到着する。「狐を捕へたる所に—・きたれば」〈今昔・二六・一七〉
[動カ下二]「はせつける」の文語形。
ば・てる
[動タ下一]《「疲れ果てる」の「果てる」から出て、もとスポーツ選手などの間で用いられていた語》すっかり疲れてしまう。くたびれて動けなくなる。へたばる。「暑さつづきで—・てる」