ぶ‐しゃれ【不洒落】
[名・形動ナリ]へたな洒落。わるふざけ。また、そのような言動をするさま。「—な文句だ」〈洒・娼妓絹籭〉
ぶ‐しゃ・れる【不洒落る】
[動ラ下一]へたな洒落をいう。わるふざけをする。「いけ騒々しい、—・れめえぞよ」〈洒・四十八手〉
へこ‐た・れる
[動ラ下一][文]へこた・る[ラ下二]気力がくじけ弱ってしまう。へたばる。「これくらいの暑さで—・れるな」
へた【下手】
[名・形動]《「はた(端)」あるいは「へた(端)」の変化で、奥深くない意からか》 1 物事のやり方が巧みでなく、手際が悪いこと。また、そのさまや、その人。「泳ぎが—な人」「字をわざと—に書く」「...
へた・る
[動ラ五(四)] 1 尻をつけてべったり座る。また、尻餅をつく。「床(ゆか)に—・る」 2 へたばる。元気がなくなる。また、疲労で倒れる。「—・って動けなくなる」「日差しが強くて植えたばかりの苗...
へたれ
俗に、弱々しく気力にとぼしいさま。また、そのような人。 [補説]語源については、動詞「へたる」の変形、「屁垂れ」の意など諸説ある。
へば・る
[動ラ五(四)] 1 へとへとになる。疲れはてる。へたばる。「暑さで—・る」「強行軍で—・ってしまう」 2 ぴったりとくっつく。また、引っぱられるようにくっつく。「垂れた乳房を絹寒冷紗のゆかたの...
べい‐なす【米茄子】
ナスの品種の一。へたが緑色で、全体に丸みを帯び、果肉が締まっている。アメリカ(米国)品種を改良したもの。
ほぞ【蔕】
《「臍(ほぞ)」と同語源。古くは「ほそ」》果実のへた。〈文明本節用集〉
ほど‐ほど【程程】
1 度が過ぎないで、ちょうどよい加減であること。適度。適当。「酒も—にしろ」 2 身分の程度。分際。「—につけて、装束、人のありさまいみじくととのへたり」〈源・葵〉