ほっ‐す【払子】
《唐音》獣毛や麻などを束ねて柄をつけたもの。もとインドで蚊・ハエやちりを払うのに用いたが、のち法具となって、中国の禅宗では僧が説法時に威儀を正すのに用いるようになり、日本でも真宗以外の高僧が用いる。
ほっ‐す【法主】
「ほうしゅ(法主)」に同じ。
ほっ‐すう【法数】
仏教の教義を、数によって分類・解説したもの。四諦(したい)・六波羅蜜(ろくはらみつ)・十二因縁など。
ほっす‐がい【払子貝】
六放海綿綱ホッスガイ科の海綿動物。体は10〜15センチのコップ状。下につく長い硅質(けいしつ)の柄で海底に固着する。相模湾や駿河湾の深海底に分布。
ほっ・する【欲する】
[動サ変][文]ほっ・す[サ変]《「ほりす」の音変化》 1 欲しいと思う。願う。望む。「平和を—・しない者はいない」「おのれの—・するところに従う」 2 (動詞の未然形に付いて「…んとほっす」の...