ほん‐ぶん【本分】
1 人が本来尽くすべきつとめ。「学生の—をわきまえる」 2 そのものに本来備わっている性質。「絵を以て、絵の—以外なる事件の発展をさえ描こうと試みた」〈漱石・文学評論〉
ほん‐ぶん【本文】
「ほんもん(本文)」に同じ。
ほん‐ぷ【本譜】
五線紙に書き表した正式の楽譜。五線譜。⇔略譜。
ほん‐ぷ【品封】
親王・内親王に、品(ほん)に応じて賜った封戸(ふこ)。
ほん‐ぺん【本編/本篇】
1 書物などで、主体となる部分。正編。 2 予告編に対して、実際に上映される映画のこと。 3 テレビドラマに対して、劇場で公開される映画のこと。 4 この編。
ほん‐ぼん【本本】
《「ほんほん」とも》本当。真実。「そりゃ—でござんすか」〈浄・先代萩〉
ほん‐ぼう【本坊】
1 末寺から本寺をいうときの呼び名。 2 寺院で、住職の住む僧坊。「—において誹諧興行」〈奥の細道〉 3 自分の住む坊。自坊。「験者たちは我が—にぞ帰りける」〈謡・道成寺〉
ほん‐ぽ【本帆】
和船の船体中央の帆柱に張る大きな帆。
ほん‐ぽ【本圃】
苗床から苗を移して生育させる本式の畑。
ほん‐ぽ【本舗】
1 ある特定の商品を製造・販売するおおもとの店。 2 自分の働いている、この店。当店。