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出典:青空文庫
・・・ともしないで東の空がぼうっとうすむらさきになったころ見ますと屋根の上・・・ 有島武郎「燕と王子」
・・・舟津の森もぼうっと霧につつまれてしまった。忠実な老爺は予の身ぶりに注・・・ 伊藤左千夫「河口湖」
・・・女房もやはり気がぼうっとして来て、なんでももう百発も打ったような気が・・・ 著:オイレンベルクヘルベルト 訳:森鴎外「女の決闘」