そう‐そう【簇簇】
[ト・タル][文][形動タリ]群がり集まるさま。ぞくぞく。「この植物は、茎の先に、—として花をつけた」〈芥川・煙草と悪魔〉
ソビエト‐きょうさんとう【ソビエト共産党】
ソ連の政党。1898年創立のロシア社会民主労働党を母体とし、1918年ロシア共産党、1925年全連邦共産党、1952年ソビエト共産党と改称。マルクス主義を指導理論としてロシア革命を指導。革命後は...
そこ【底】
1 物のいちばん下。 ㋐容器その他くぼみのある物の、いちばん下の平らな部分。「コップの—」「箱の—が抜ける」 ㋑地面・水面から離れたいちばん下の所。「地の—」「海の—」 ㋒重なりのいちばん下。「...
そこ‐い【底方】
行きついてきわまる所。限り。奥底。はて。「濃き藍いろの目には、—知らぬ憂ありて」〈鴎外・うたかたの記〉
そくとく‐おうじょう【即得往生】
念仏行者が命を終えるとただちに極楽浄土に往生すること。真宗では、真実信心が得られたそのときに往生が定まるとする。
そっき‐ぼん【速記本】
落語や講談の口演を速記で記録した刊行物。明治17年(1884)刊行の「怪談牡丹灯籠」に始まる。
そ‐さん【素餐】
功績も才能もないのに高い位にいて報酬を受けること。徒食。「隆季卿は、—の家に生まるると雖(いへど)も」〈盛衰記・四六〉
そで‐の‐しがらみ【袖の柵】
流れる涙を袖でせき止めること。袖を川をせき止めるしがらみに見立てていう語。「涙とまるまじきを、まして—せきあへぬまであはれに」〈源・幻〉
ぞくちょうのあき【族長の秋】
《原題、(スペイン)El otoño del patriarca》ガルシア=マルケスの長編小説。1975年刊。百年以上にわたり、非情な独裁を敷いた架空の国の独裁者の晩年を、時間の流れやエピソード...
その‐むき【其の向き】
1 その方向・方面。また、その方面に関係している人。関係者。「—の専門家」 2 その方面のことを取り締まる役所。そのすじ。「—からのお達し」 3 ある物事を特に好むこと。また、そのような人。「—...