せい‐めい【性命】
1 生まれながら天から授かった性質と運命。 2 いのち。生命。「美しさを—にしているあの女」〈鴎外・雁〉
セラム‐とう【セラム島】
《Pulau Seram》インドネシア東部、モルッカ諸島東部に浮かぶ島。東西に細長く、南のバンダ海と北のセラム海に挟まれる。密林に覆われ、天然樹脂ダマールのほか、サゴヤシ・ココナツを産する。また...
ぜつめつ‐きぐ【絶滅危惧】
レッドリストやレッドデータブックで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目のグループ。絶滅の恐れのある種。「絶滅」「野生絶滅」に次いで危険度が高い。絶滅危惧ⅠA類・絶滅危惧Ⅰ...
せっぽう‐めん【切峰面/接峰面】
山地の尾根に接する仮想の曲面。浸食によって谷が刻まれる前の原地形を表すと考えられる。地形図に適当な方眼をかけ、各方眼内の最高高度をとり、それに基づいて新たに等高線を描く。
せとあい‐きょう【瀬戸合峡】
栃木県北西部、鬼怒川上流にある峡谷。川俣ダムから下流にかかる野門(のかど)橋まで約2キロメートルにわたって400〜500メートルの断崖絶壁が続く。特に紅葉が見事な景勝地。日光国立公園に含まれる。
ぜったいてき‐かんねんろん【絶対的観念論】
《(ドイツ)absoluter Idealismus》カントの批判哲学を主観的観念論と評したヘーゲルが、自己の哲学的立場に与えた名称。絶対的理念の弁証法的発展の過程のうちにとりこまれる。
ゼット‐せんしょくたい【Z染色体】
W染色体と対をなす性染色体。雌に1本、雄に2本含まれる。
ぜったい‐ぜつめい【絶体絶命】
どうにも逃れようのない、差し迫った状態や立場にあること。「—の苦境に追い込まれる」 [補説]「絶体」「絶命」はともに九星術でいう凶星の名。「絶対絶命」と書くのは誤り。
せと‐ないかい【瀬戸内海】
本州・四国・九州に囲まれた海域。西は早鞆(はやとも)瀬戸(関門海峡)、南西は速吸(はやすい)瀬戸(豊予海峡)、南東は鳴門瀬戸(鳴門海峡)などで外海に通じる。淡路島・小豆(しょうど)島をはじめ大小...
せっかいか‐だんきゅう【石灰華段丘】
石灰華による小さな池が、階段状に積み重なった地形。湧泉や地下水に含まれる炭酸カルシウムが析出・沈殿して形成される。石灰岩地域のカルスト地形の一種。石灰華段。