みた‐や【御田屋】
神領の田地を管理する人のいる小屋。「神奈備(かむなび)の清き—の垣内田(かきつた)の」〈万・三二二三〉
みた◦ようだ【見たようだ】
[連語]《動詞「みる」の連用形+完了の助動詞「た」+比況の助動詞「ようだ」》 1 似たものとしてたとえる意を表す。「縛られては居ないが同心を—◦ような者が付て脇屋が廊下を通って行った」〈福沢・福...
み‐たらし【御執らし/御弓】
「みとらし」の音変化。「天皇—を用ひて刺止(つきとど)めて」〈雄略紀〉
み‐たらし【御手洗】
1 神仏を拝む前に参拝者が手や口を洗い清める所。 2 「御手洗会(みたらしえ)」の略。 3 「御手洗川」の略。「この清川と申すは、羽黒権現の—なり」〈義経記・七〉
みたらし‐え【御手洗会】
京都の下鴨(しもがも)神社で行われる神事。毎年7月、土用の丑(うし)の日に、参拝者が社前の御手洗川に足をつけて無病息災を祈る。昔は6月20日から月末まで行われた。《季 夏》
みたらし‐がわ【御手洗川】
神社の近くを流れていて、参拝人が口をすすぎ手を洗い清める川。京都の下鴨神社のものが有名。
みたらし‐だんご【御手洗団子】
米粉のだんごを串(くし)にさし、軽く焼いて砂糖醤油(じょうゆ)をからめたもの。京都の下鴨神社の御手洗会の時に茶屋で売られる。《季 夏》
みたらし‐まいり【御手洗参り】
京都の下鴨神社の御手洗会に参詣すること。納涼をかねて御手洗川に足をつけて、無病息災を祈る行事。昔は「糺(ただす)の涼み」といわれた。御手洗詣(もう)で。糺参り。
みたらし‐まつり【御手洗祭】
京都の北野天満宮で、7月7日に行われる祭り。祭神菅原道真(すがわらのみちざね)の神前へ、神宝松風の硯(すずり)と梶(かじ)の葉を供え、御手水(おちょうず)を献じる。北野御手水。
み‐たり【三人】
さんにん。