み‐ちょうだい【御帳台】
「帳台」の尊敬語。
みち‐より【道寄り】
[名](スル)途中でよそへ立ち寄ること。寄り道。「湯に行くにも—した」〈康成・雪国〉
み・ちる【満ちる/充ちる】
[動タ上一][文]み・つ[タ上二] 1 一定の枠、空間や限界を越えそうになるほどいっぱいになる。あふれる。「会場は熱気に—・ちている」「香りが部屋に—・ちる」「危険に—・ちた戦線」 2 ある感情...
みちれ‐な・い
[形][文]みちれな・し[ク]《中世・近世語》下品で卑しい。さもしい。「イカニ畜生ナ—・イイタヅラモノ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
みちわけ‐いし【道分け石】
方向・里程などの標識として、道路の分岐点などに立てられる石。
みち‐わる【道悪】
道で、ぬかったり歩きにくかったりするところ。「—を七八丁飯田町の河岸のほうへ歩いて」〈独歩・窮死〉
道(みち)を得(う)る者(もの)は助(たす)け多(おお)く道(みち)を失(うしな)う者(もの)は助(たす)け寡(すくな)し
《「孟子」公孫丑下から》徳を体得した人は、自然に人民の協力も得られるが、道にそむいた人は援助協力も少なく、人心が離反する。
道(みち)を聞(き)くこと百(ひゃく)にして己(おのれ)に若(し)く者(もの)莫(な)しと為(な)す
《「荘子」秋水から》道をわずか百ばかり聞いただけで、天下に自分以上の者はないと思い上がる。うぬぼれのはなはだしいことのたとえ。
道(みち)を切(き)・る
人との関係を断つ。また、途中でさえぎる。
道(みち)を付(つ)・ける
1 通行できる道をこしらえる。「林の中に—・ける」 2 ある方面に進む糸口をつくる。「国交回復の—・ける」