みょう‐か【妙果】
仏語。善根功徳によって得られるすぐれた果報。仏果。
みょう‐か【猛火】
激しく燃え上がる火。もうか。「—はまさしう押しかけたり」〈平家・五〉
みょう‐かい【冥界】
仏語。 1 死後の世界。あの世。冥途(めいど)。めいかい。 2 六道のうち、地獄・餓鬼・畜生の三悪道。特に、地獄道をさすことが多い。
みょう‐かく【妙覚】
《「みょうがく」とも》仏語。 1 真の悟り。仏の無上の悟り。 2 菩薩(ぼさつ)の修行最後の位。菩薩の五十二位・四十二地の最上の位。
みょうかく‐じ【妙覚寺】
京都市上京区にある日蓮宗の寺。山号は、具足山。開創は天授4=永和4年(1378)。開山は日実。開基は小野妙覚。四条大宮の妙覚の邸宅を寺としたのが始まりで、天正11年(1583)現在地に移転。近...
みょうか‐ふう【妙花風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第一位(上三位の第一)の芸格。言葉で表せない最高至上の芸の極致。→九位(きゅうい)
みょう‐かん【冥官】
冥界(みょうかい)の官人。地獄の閻魔(えんま)の庁の役人。
みょう‐かん【冥感】
「冥応(みょうおう)」に同じ。「真実の—をきこしめすべく候」〈愚管抄・六〉
みょう‐かん【冥鑑】
「冥見(みょうけん)」に同じ。
みょう‐が【茗荷】
《「めが(芽香)」の音変化という。「茗荷」は当て字》 1 ショウガ科の多年草。地下茎が横に伸び、地上茎は高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞(ほう)が2列に...