胸(むね)に一物(いちもつ)
口には出さないが心の中にたくらみを抱くこと。「—ありそうな面(つら)構え」
胸(むね)に浮(う)か・ぶ
心に思い浮かぶ。ふと思いつく。「—・んだままを文章にする」
胸(むね)に描(えが)・く
想像してみる。思い浮かべる。「未来を—・く」
胸(むね)に納(おさ)・める
心の中に秘めて、口に出さない。胸に畳む。「事の真相を—・める」
胸(むね)に落(お)・ちる
納得がいく。腹に落ちる。腑(ふ)に落ちる。「先生の言葉が—・ちる」
胸(むね)に聞(き)・く
心の中でよく考える。「そのわけは自分の—・いてみたらいい」
胸(むね)に刻(きざ)・む
心にしっかりとどめる。「母の面影を—・む」
むね‐にく【胸肉】
鶏の胸部分の肉。脂肪分が少なく、味は淡泊。
胸(むね)に釘(くぎ)を打(う)・つ
急所をつかれて心を痛める。「小路隠れの家出のと聞く度ごとに、この伯母が胸には釘を打つ如く」〈浄・卯月の紅葉〉
胸(むね)に応(こた)・える
心に強く感じる。痛切な思いが残る。胸にひびく。「何気ない一言が—・えた」