め‐はちぶん【目八分】
1 物を丁重に差しだすとき、両手で目の高さより少し低くしてささげ持つこと。 2 容器の10分の8ほどに物を入れること。また、その分量。八分目。
目八分(めはちぶん)に◦見(み)る
傲慢(ごうまん)な態度で人に接する。人を見下す。
め‐はな【目鼻】
1 目と鼻。 2 顔立ち。目鼻立ち。「—がそろう」 3 物事の輪郭。大体のところ。
目鼻(めはな)が付(つ)・く
物事の大体のところが決まる。おおよその見通しが立つ。「計画の—・く」
めはな‐だち【目鼻立ち】
目や鼻のかっこう。顔立ち。「—の整った顔」
目鼻(めはな)を付(つ)・ける
物事の大体の決まりをつける。おおよその見通しをつける。「仕事の—・ける」
めはり‐ずし【目張り鮓】
和歌山県新宮地方で、炊きたての飯を俵形に大きく握り、高菜の漬け物で包んだすし。大口でかぶりつくと、目を見張ったような顔つきになるところからの名。
目(め)は両視(りょうし)せずして明(あき)らかに耳(みみ)は両聴(りょうちょう)せずして聡(さと)し
《「荀子」勧学から》両眼は二つのものを同時に見ないからはっきり見え、両耳は二つの音を同時に聞かないから的確なのである。一事に集中せよという戒め。