もう‐き【盲亀】
目の見えない亀。「—の浮木(ふぼく)」
もう‐き【濛気/朦気】
1 もうもうと立ちこめる霧やもや。 2 心の晴れないこと。気のふさがること。「心地の—するとて」〈太平記・二〇〉
もうき‐の‐ふぼく【盲亀の浮木】
《大海中に住み百年に一度水面に出てくる目の見えない亀が、ようやく浮木に遇(あ)いその穴に入るという「涅槃経」などにある話から》めったに会えないこと。また、仏法に出会うことが困難であることのたとえ。
もう‐きゅう【毛球】
毛の根元にある球状にふくらんだ部分。毛乳頭を上から覆い、毛乳頭と接する部分に毛母細胞がある。
もう‐きょ【毛挙】
些細な点までとりあげること。細かい事がらまで一つ一つ数え立てること。「其の外の勘賞(けんじょう)共—にいとまあらず」〈平家・三〉
もう‐きょ【妄挙】
善悪の見境のない振る舞い。思慮のない行動。ぼうきょ。
もう‐きょう【蒙疆】
中国、内モンゴル自治区中部の旧綏遠(すいえん)・チャハル両省などにあたる地域の称。
もう‐きょういく【盲教育】
視覚障害者を対象とする特別な教育。点字を用いた普通教育、職業教育、感覚・歩行などの肉体的訓練を主な内容とする。盲人教育。
もう‐きん【猛禽】
肉食で性質の荒々しい大形の鳥。
もうきん‐るい【猛禽類】
タカ目とフクロウ目の鳥の総称。鉤(かぎ)状の鋭いくちばしと鉤爪をもち、小動物や他の鳥を捕食する。