ひょっと‐すると
[副]「ひょっとしたら」に同じ。「—あの人が犯人かもしれない」
み‐さ・く【見放く】
[動カ下二] 1 遠くを見る。はるかに眺める。「しばしばも—・けむ山を」〈万・一七〉 2 見て、気持ちを晴らす。「語り放(さ)け—・くる人目ともしみと」〈万・四一五四〉
みち‐の‐なか【道の中】
昔、都から下る道中の地方を三つに分けたときの、中ほどにある地方。→道の口 →道の後(しり)「—(=越中国)国つみ神は旅行きもし知らぬ君を恵みたまはな」〈万・三九三〇〉
はな‐くじ【花籤/花鬮】
頼母子講(たのもしこう)で、本くじのほかに、いくらかの金銭を分配するためにまぜてあるくじ。
よそ‐よそ【余所余所】
[名・形動ナリ] 1 互いに離れていること。また、そのさま。別れ別れ。ほかほか。「頼もしき筋ながらも、—にならひ給へるは」〈源・若紫〉 2 縁や関係がないこと。また、そのさま。「帝の御むすめをも...
よ‐ぐたち【夜降ち】
夜がふけること。また、その時刻。夜ふけ。「—に寝覚(さ)めて居れば川瀬尋(と)め心もしのに鳴く千鳥かも」〈万・四一四六〉
よ‐ぐた・つ【夜降つ】
[動タ四]夜がふける。「—・ちて鳴く川千鳥うべしこそ昔の人もしのひ来にけれ」〈万・四一四七〉
ヨーマンリー【yeomanry】
ヨーマンの階層を表す集合的な名詞。もしくはヨーマンたる状態をさす。→ヨーマン
よ‐ぶり【夜振り】
夏の夜、カンテラやたいまつをともし、寄ってくる魚をとること。火振り。《季 夏》「雨後の月誰(た)そや—の脛(はぎ)白き/蕪村」
よ‐おき【夜起き】
1 夜中に起きること。〈文明本節用集〉 2 揚屋で客が夜中に起き出して酒を飲み興じること。「この里の—のおもしろさ」〈浮・諸艶大鑑・一〉