もと‐き【本木】
1 木の根もとの部分。⇔末木(うらき)。「その伽羅に—と末木との二つありて」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉 2 作品などを構想する中心となる材料。「昔物語などの、一興ある事を、—にとりなして事を...
もとき【本木】
姓氏の一。 [補説]「本木」姓の人物本木庄左衛門(もときしょうざえもん)本木昌造(もときしょうぞう)本木良永(もときよしなが)
もとき‐しょうぞう【本木昌造】
[1824〜1875]江戸末期の日本の活版印刷の創始者。長崎の人。オランダ通詞の家業を継ぎ、航海術・製鉄術も習得。米国人ガンブルに金属活字の鋳造法を学び、のち活版所を開設した。
本木(もとき)にまさる末木(うらき)なし
いくら取り替えてみても、結局、最初のものよりすぐれたものはない。多く、男女関係についていう。
もと‐きん【元金】
1 事業などを始めるための資金。資本金。元手。 2 利子に対して、貸し借りしたもとの金。がんきん。