やどり‐ぎ【宿木/寄生木】
1 他の木に寄生する草木。 2 ビャクダン科の常緑小低木。エノキ・桜など落葉樹の樹上に寄生し、高さ約50センチ。茎は緑色で、二また状によく分枝し、球状になる。葉は細長くて先が丸く、対生。雌雄...
宿(やど)り取(と)・る
宿を借りる。「夕暮れのまがきは山と見えななむ夜は越えじと—・るべく」〈古今・離別〉
やどり‐の‐つかさ【宿官】
「しゅっかん(宿官)」に同じ。「—の権の守は」〈春曙抄本枕・一五六〉
やどり‐ばえ【寄生蠅】
1 他の昆虫に寄生するハエ。ヤドリバエ・ニクバエなど。 2 双翅(そうし)目ヤドリバエ科の昆虫の総称。体は暗色で淡色の斑紋があり、毛深い。剛毛の目立つものを針蠅(はりばえ)とよぶこともある。日中...
やどり‐ばち【寄生蜂】
⇒きせいばち(寄生蜂)
や‐ど・る【宿る】
[動ラ五(四)]《「屋取る」の意》 1 旅先で宿をとる。また、一時的にそこに住む。「僧坊に—・る」 2 その場所にとどまる。「葉に夜露が—・る」「健全な精神は健全な肉体に—・る」 3 妊娠する。...
やど‐ろく【宿六】
《「宿のろくでなし」の意》 1 妻が自分の夫を卑しめたり、親愛の意を込めたりしていう語。「うちの—」 2 宿の主人。亭主。「なんでもここの—めが」〈滑・続膝栗毛・三〉
やど‐わり【宿割(り)】
宿泊する人を何軒かの宿屋に割り振ること。また、その役目の人。
宿(やど)を借(か)・りる
他人の家に泊めてもらう。「一夜の—・りる」
宿(やど)を取(と)・る
宿所を決めて、泊まる。また、旅館などの予約を取る。「出張先の—・る」