やま‐やき【山焼(き)】
春の初めに、野山の枯れ木・枯れ草を焼くこと。害虫を殺し、灰が肥料になって、新しい草の生長を助ける。《季 春》
やま‐やく【山役】
江戸時代の小物成(こものなり)の一。村中入会山などで伐採した木を対象に賦課された。
やま‐やけ【山焼け】
1 山が焼けること。山火事。 2 山の強い日差しを受けて日焼けすること。「—のした顔に白粉も塗らず」〈秋声・あらくれ〉
やま‐やま【山山】
[名]あちらこちらの山。多くの山。「—にこだまする」「甲斐の—を歩く」 [副] 1 たくさんあるさま。山ほど。「言いたいことは—ある」 2 実際はできないが、ぜひそうしたいと思うさま。「行き...
やまやま‐いり【山山入り】
《「山山」は「出」の字を分けて表したもの》出入り。主に商家が「出」の字を忌んで用いた。「金銀は—の帳と書き」〈柳多留・五二〉