ね‐こじ【根掘じ】
樹木などを根のついたまま掘り取ること。「見やるに、大(おほい)なる木の—にて流れくだるが」〈読・春雨・樊噲下〉
のが・す【逃す/遁す】
[動サ五(四)] 1 にげさせる。にがす。「捕虜を—・す」 2 つかみそこなう。失する。逸する。「機会を—・す」 3 (動詞の連用形に付いて)…すればできたのに、…しないでしまう意、また、…しそ...
念(ねん)もな・い
1 考えがあさはかである。もの足りない。「二度ともなれば—・きことぐせどもをぞ僅かにまねぶめる」〈無名抄〉 2 残念である。無念である。「敵に焼き殺されてありと言はれんずるは、—・き事なり」〈義...
はげま・す【励ます】
[動サ五(四)] 1 気持ちが奮いたつようにしてやる。元気づける。力づける。激励する。「病床の友を—・す」 2 声などを激しくする。強くする。「言葉を—・して説得する」
はち【鉢】
《(梵)pātraの音写「鉢多羅」の略》 1 仏道修行者の食器。また、僧尼が托鉢(たくはつ)のときに所持する器。応量器(おうりょうき)。鉢の子。 2 皿より深く碗(わん)より浅い、上部の開いた食...
パラ‐バドミントン【Para-badminton】
身体障害者によるバドミントン。車椅子と立位に分けられ、それぞれがさらにクラス分けされる。クラスによってコートの大きさやルールの一部が異なる。また選手は、障害に応じて義足や装具の使用が可能。 [補...
はやり‐ごころ【逸り心】
はやるこころ。勇みたつ心。「あだめきたる—は、うち思ひて」〈源・末摘花〉
はやり‐お【逸り雄】
血気にはやる者。「平家の方より—の若者ども、小舟にのってこぎいださせ」〈平家・一〇〉
はやり‐すたり【流行り廃り】
はやることと、すたれること。「子供の遊びにも—がある」
はふ・る【放る】
《「はぶる」とも》 [動ラ四]はなちやる。捨て去る。「大君を島に—・らば」〈記・下・歌謡〉
[動ラ下二]さすらう。また、落ちぶれる。「親なくなりてのち、とかく—・れて」〈大和・五七〉