なご・む【和む】
[動マ五(四)]気持ちなどがやわらいで落ち着く。なごやかになる。「すさんだ気分が—・む」
[動マ下二]気持ちなどをやわらげる。なごやかにする。「さて腹だてなむ、なほ—・めさせおはしませ」〈落...
なご‐やか【和やか】
[形動][文][ナリ]ものやわらかなさま。穏やかなさま。「—な家庭」「話し合いは—に進んだ」
なさい
《動詞「なさる(ラ五)」の命令形》「しろ」「せよ」の意のやわらげた言い方。「自分の事は自分で—」「ほら、御覧—」 [補説]「なさる」の本来の命令形「なされ」の音変化とも、「なさいませ」の略とも。
なだめ‐すか・す【宥め賺す】
[動サ五(四)]機嫌をとって、相手の気持ちをやわらげる。また、相手の心をやわらげて、こちらの都合のいいようにしむける。「いやがるのを—・して薬を飲ませる」
なだ・める【宥める】
[動マ下一][文]なだ・む[マ下二] 1 怒りや不満などをやわらげ静める。事が荒だたないようにとりなす。「泣く子を—・める」「—・めてもすかしても聞き入れない」 2 罪などに対して寛大な処置をと...
なつ‐おび【夏帯】
夏に用いる帯。博多織などの単帯(ひとえおび)や麻・絽(ろ)・紗(しゃ)などの薄手の生地で作った昼夜帯などがある。《季 夏》「—やわが娘(こ)きびしく育てつつ/汀女」
なま‐キャラメル【生キャラメル】
生クリームを多めに加えた、やわらかく口溶けのよいキャラメル。
なら‐がみ【奈良紙】
室町ごろ、奈良地方南部の山麓地帯から産した雑用紙。コウゾを原料とし、薄く柔らかい。やわやわ。
なん【軟】
[常用漢字] [音]ナン(慣) [訓]やわらか やわらかい 1 やわらかい。「軟球・軟膏(なんこう)・軟骨・軟弱/硬軟・柔軟」 2 おだやか。「軟禁・軟派・軟風・軟着陸」 [難読]軟障(ぜじょう...
なん‐か【軟化】
[名](スル) 1 かたい物がやわらかくなること。固形物質が加熱によってやわらかくなり、変形しやすくなること。また、物をやわらかくすること。⇔硬化。 2 主張・態度をやわらげ、穏やかになること。...