ゆう【優】
[音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]やさしい すぐれる まさる [学習漢字]6年 〈ユウ〉 1 ものやわらか。しとやか。やさしい。「優雅・優柔・優美」 2 他よりまさる。すぐれる。「優越...
ゆうけい‐ちょうしん【熊経鳥申】
仙人の肉体鍛練法。熊が木に前足をかけて立つように直立し、鳥が首を伸ばすようにして筋骨をやわらげる。
ゆう‐じゅう【優柔】
[名・形動] 1 ぐずぐずとして決断力がにぶいこと。気が弱く、はきはきしないこと。また、そのさま。「—な性格」 2 ゆったりとして、ものやわらかなこと。また、そのさま。「此—なる文体もて描きいだ...
ゆき‐がこい【雪囲い】
1 雪国で、風雪を防ぐため、家の周囲を囲うこと。また、その設備。雪垣。《季 冬》「親犬や天窓(あたま)で明ける—/一茶」 2 庭木を雪や霜から守るために、むしろやわらで囲うこと。また、そのもの。
ゆる・い【緩い】
[形][文]ゆる・し[ク] 1 張りぐあいや締めぐあいが弱い。また、すきまなどがあり、ぴったりとしない。「ねじが—・くなる」「くつが—・い」 2 曲がり方や傾斜などが急激でない。「—・いカーブを...
ゆる・む【緩む/弛む】
[動マ五(四)] 1 ぴんと張ったものがたるむ。締めぐあいが弱くなる。ゆるくなる。「ねじが—・む」「ひもが—・む」 2 緊張がほぐれる。油断する。「気が—・む」 3 厳しかった状態・程度がゆる...
ゆる・める【緩める/弛める】
[動マ下一][文]ゆる・む[マ下二] 1 ゆるむようにする。ゆるくする。「帯を—・める」「ネクタイを—・める」 2 油断する。「最後まで気を—・めるな」 3 厳しさを次第になくする。ゆるやかにす...
ようかし
[副](反語的に用いて)どうしてどうして。どうしてなかなか。「—治らうぞい。めったに治るこっちゃねえ」〈滑・浮世風呂・二〉 [補説]「ようか」は「やわか」の音変化という。
よ‐がたり【夜語り】
夜、話をすること。また、その話。夜話(やわ)。よばなし。「何をかのちの—にせむ」〈和泉式部日記〉
よしの‐がみ【吉野紙】
吉野地方産の、コウゾを原料とした薄手の和紙。奈良紙の流れをくみ、江戸時代、漆を漉(こ)すのに用いたことから漆漉しともよばれた。やわら紙。やわやわ。