ゆう‐ぜん【悠然】
[ト・タル][文][形動タリ]物事に動ぜず、ゆったりと落ち着いているさま。悠々。「—と立ち去る」「—たる態度」
ゆう‐ぜん【湧然/涌然】
[ト・タル][文][形動タリ]わき出るさま。盛んにわき起こるさま。「黄金色の紅が—として輝いた」〈倉田・愛と認識との出発〉
ゆう‐ぜん【融然】
[ト・タル][文][形動タリ]気分がのどかで、和らいでいるさま。「—として心に浸む」〈蘆花・自然と人生〉
ゆう‐ぜん【優然】
[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いてゆとりのあるさま。「紳士は—と内に入らんとせしが」〈紅葉・金色夜叉〉
ゆうぜん‐カナキン【友禅カナキン】
友禅染にしたカナキン。
ゆうぜん‐ぞめ【友禅染】
染め物の手法の一。糊置(のりお)き防染法の染めで、人物・花鳥などの華麗な絵模様を特色とする。近世初期から発達し、元禄期(1688〜1704)の京都の絵師宮崎友禅斎が描いた文様が人気を博し、その名...
ゆうぜん‐ちりめん【友禅縮緬】
友禅染にした縮緬。
ゆうぜん‐ビロード【友禅ビロード】
⇒ビロード友禅(ゆうぜん)
ゆうぜん‐モスリン【友禅モスリン】
友禅染にしたモスリン。
ゆうぜん‐もよう【友禅模様】
友禅染に用いられる、多彩で絵画的な模様。