夢路(ゆめじ)を辿(たど)・る
夢を見る。心地よく眠る。
ゆめ‐すけ【夢助/夢介】
1 夢中になって遊興する人を人名のようにいう語。「色道二つに寝ても覚めても—と替名よばれて」〈浮・一代男・一〉 2 よく眠る人、また、夢見ているようにぼんやりした人などを人名のようにいう語。「酔...
夢(ゆめ)違(たが)・う
夢で予言されていたことが実現しなくなる。「御—・ひて、かく子孫は栄ゆさせ給へど」〈大鏡・師輔〉
ゆめ‐ちがえ【夢違え】
悪夢を見たとき、それが正夢とならないよう、まじないをすること。夢違い。
ゆめとカプリッチョ【夢とカプリッチョ】
《原題、(フランス)Rêverie et Caprice》⇒夢想とカプリス
ゆめ‐とき【夢解き】
夢の吉凶を判断すること。また、その人。夢合わせ。
ゆめ‐どの【夢殿】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある法隆寺東院の正堂。天平11年(739)ころ行信の創建になる八角堂で、本尊の救世観音(くせかんのん)立像とともに国宝。
ゆめ‐に【夢に】
[副](あとに打消しの語を伴って)少しも。まったく。「—乱れたるところおはしまさざめれば」〈源・少女〉
夢(ゆめ)になれ夢(ゆめ)になれ
現実ではなくて夢になれの意で、凶事を吉事に変えようとするまじないの言葉。「此の事—とぞ願立てする」〈仮・竹斎・下〉
ゆめに‐も【夢にも】
[副](あとに打消しの語を伴って)少しも。いささかも。「うまくいくとは—考えていなかった」