こうおん‐そう【恒温槽】
内部の温度を、外部の温度と関係なく、長時間一定に保つように制御された容器。
こう‐う【膏雨】
農作物をうるおし、生育を助ける雨。恵みの雨。甘雨。「旱魃(かんばつ)に枯れかかった稲の穂が—を得たように」〈漱石・行人〉
こういん‐ねんじゃく【庚寅年籍】
持統天皇4年(690)庚寅の年に作られた戸籍。現存しない。 [補説]これ以後、戸籍は6年ごとに作成されるようになった。
こう‐うん【香雲】
1 立ちのぼって雲のように見える香の煙。 2 桜の花などが一面に咲いているようすを雲に見立てていう語。
こう‐い【更衣】
1 衣服を着替えること。ころもがえ。「—室」 2 平安時代、女御(にょうご)に次ぐ後宮の女官。天皇の衣替えをつかさどる役であったが、のち、寝所に奉仕するようになった。「女御—あまたさぶらひ給ひけ...
こうい‐てき【好意的】
[形動]相手の立場を尊重し、その人の益になるように考えるさま。「—な態度」「—に解釈する」
こう‐い【行為】
1 ある意思をもってするおこない。「親切な—」「慈善—」 2 哲学で、目的観念を伴う動機があり、思慮・選択によって意識的に行われる行動。 3 権利の得失・移転など法律上の効果を生じさせる原因とな...
こう【硬】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(慣) [訓]かたい 1 石のようにかたい。「硬貨・硬球・硬質・硬度」 2 こわばっている。かたくな。「硬直・硬派/強硬・生硬」 [名のり]かた
ごう【郷】
1 いなか。さと。 2 律令制における地方行政区画の最下位の単位「里(り)」を奈良時代に改めた称。初め、国・郡・郷の順であったが、のち、下に村が設けられ、数村を合わせたものをよぶようになった。→郷里制
甲(こう)が舎利(しゃり)にな・る
よろいのような堅いものがこなごなに砕け、火葬後の骨のようになる意から、めったにありえないことのたとえ。舎利が甲になる。